この記事では、初心者に向けてWordPressインストール後にすぐ設定すべき、「基本的な初期設定」を図解でわかりやすく解説します。
- WordPress導入後すぐ初期設定をする理由
- WordPressの初期設定のやり方
WordPressインストール方法は、WordPressプログの始め方でくわしく説明しています。

WordPress導入後すぐ初期設定をする理由とは?
WordPressの初期設定を導入後すぐおこなうべき理由は、3つです。
- 効率的な運用
- SEO(検索エンジン最適化)対策
- セキュリティ強化
初期設定をしっかりと行うことで、後々のブログの運用が効率的になります。
サイトの基本的な設定が整っていれば、コンテンツの作成や更新に集中することができます。
WordPressの初期設定のやり方
まずはWordPressにアクセスしましょう。
WordPress管理画面にログインする
WordPressのログイン画面を開く
WordPressのログイン画面には、以下のURLからアクセスできます。
「https:// あなたのドメイン名 /wp-admin/」
ドメイン名には:あなたが設定したドメインを置き換えて入力してください。
ログインに必要な情報を入力する
入力

ダッシュボード
「設定」をクリックする

WordPressの初期設定は、7項目
①:一般設定
「設定」
変更 | 設定項目 |
タイトル・キャッチフレーズ | |
WordPressアドレス・サイトアドレス | |
管理者メールアドレス | |
メンバーシップ | |
タイムゾーン | |
日付形式・時間形式 | |
週の始まり |

サイトのタイトル・キャッチフレーズ

- サイトのタイトル
-
サイトのタイトルとは、自分のブログ名のこと
- キャッチフレーズ
-
キャッチフレーズは、必須ではありませんので、空白でもOKです。
WordPressアドレス・サイトアドレス

- WordPressアドレス(URL)
-
WordPressのファイルを配置する場所のアドレス
- サイトアドレス(URL)
-
WordPress サイトに読者がアクセスするために使うアドレス
このURLは、Wordpressのインストール時に自動決定されており、基本的には2つとも自サイトのURLで、同じURLが設定されます。
もし「http://〇〇~」となっていたら、「https://〇〇~」に変更しておきましょう。
管理者メールアドレス

管理者のメールアドレスを登録します。

以下は、必要があれば変更して下さい。
- メンバーシップ
-
✔を入れると、複数のメンバーで記事を更新したりできるようになる
- 新規ユーザーのデフォルト権限グループ
-
新規ユーザーの権限を設定できる
- サイトの言語
-
デフォルト:日本語
- タイムゾーン
-
デフォルト:東京
海外向けサイトなら変更 - 日付形式・時刻形式
-
希望があれば変更
- 週の始まり
-
いつから週を始めるかを選択(ex.月曜日から週をスタートする)

最後に忘れず「変更を保存」をクリックして下さい。
②:投稿設定
「設定」
変更 | 設定項目 |
投稿カテゴリー | |
メールでの投稿 | |
更新情報サービス |
「投稿設定」は、デフォルトのままで「変更する必要はありません」。




③:表示設定
「設定」
変更 | 設定項目 |
ホームページの表示 | |
1ページに表示する最大投稿数 | |
RSS/Atom フィード | |
検索エンジンでの表示 |




- 1ページに表示する最大投稿数
-
投稿数は、自由に設定できます。
しかし、数が多くなるとページを読み込むスピードが遅くなるので、10件程度がいいと思います。
④:ディスカッション設定
「設定」
変更 | 設定項目 |
デフォルトの投稿設定 | |
他のコメント設定 | |
自分宛てのメール通知 | |
コメント表示条件 | |
コメント承認 | |
アバター |


デフォルトの投稿設定


自分の記事が他サイトからリンクを貼られたり、逆に他記事を貼ったときの通知の設定や、記事へのコメントを受け取るかどうかの設定ができます。
- 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
-
自分のブログに他のサイトのリンクを貼ると、リンクを貼った相手のサイトに通知が届くようにするかどうかを設定
- 新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける
-
他のサイトからあなたのブログへのリンクが貼られるとあなたに通知が届くようにするかどうかを設定
- 新しい投稿へのコメントを許可
-
ユーザーからのコメントを受け取るかどうかを設定
他のコメント設定


コメントの詳細について設定できます。
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」は、スパムメール防止のため必ず
自分宛てのメール通知


コメントが届いた時に、自分宛てに通知が必要かどうかの設定ができます。
コメント表示条件


スパム対策のために、コメントを表示する前に「承認」が必要かどうかの設定ができます。
コメント承認


コメントに特定の語句が含まれているときの設定ができます。
アバター


ユーザーがコメントしたときに表示される「アバターを設定」できます。
⑤:メディア設定
「設定」




ブログで使う画像サイズを設定できます。
好みのサイズを設定すればOKですが、どのサイズが適切かわからない方は画像を参考にしてみてください。
後で変更することも可能です。
⑥:パーマリンク設定
「設定」
変更 | 設定項目 |
パーマリンク設定 |




パーマリンク設定をすることができます。
「カスタム構造」
パーマリンクの設定については、「パーマリンクおすすめの設定方法」にくわしく解説しています。


⑦:プライバシー
「設定」
変更 | 設定項目 |
プライバシー |




「生成」をクリックすると、自動でプライバシーポリシーを作成できます。
しかし、WordPressで作成できるプライバシーポリシーは、ブログで使うには適していませんので、別の方法で作成します。
プライバシーの項目は、「変更なし」です。



以上で、WordPressの初期設定は完了です!
WordPressの初期設定後にすべきこと
①WordPresテーマの導入
WordPressの初期設定を済ませたら、次は「WordPresのテーマをインストール」しましょう。
テーマを利用することで、初心者でも簡単におしゃれなサイトを作ることができるようになります。
WordPresは、よく「家」に例えられますよね。
WordPressのテーマは、「間取り」や「インテリア」だと考えて頂ければ、わかりやすいと思います。
家を機能的な「間取り」にしたり、おしゃれな「インテリア」で装飾するものが「WordPressのテーマ」です。
テーマには、無料テーマと有料テーマがあります。
無料のテーマ「Cocoon(コクーン)」が、おすすめ
「Cocoon」は、シンプルなデザイン、そしてサイト運営に役立つ便利な機能がたくさん用意された無料のテーマです。
デザインのカスタマイズも自由にでき、利用者が多く、不明点や問題もネットで解決できます。
\ Cocoon公式 /
有料のテーマ「SWELL

(スェル)」が、おすすめ
「SWELL」は、国内人気No.1のテーマです。
公式マニュアルも用意されていますし、利用者が多いので不明点や問題はネットで解決できます。
なによりも、感覚的に操作ができるため初心者にも、とても使いやすいテーマです。
\ SWELL公式 /
②プラグインの導入
プラグインとは、WordPressをより便利に使えるように機能を拡張してくれるものです。
例えば、オープンソースであるWordPressのセキュリティー面が心配ですよね。
そういった場合に、セキュリティーを強化するプラグインをインストールして、自分のサイトを守ります。
自分の導入したテーマとの相性や目的に合わせて、プラグインをインストールします。
しかし、便利だからとプラグインをたくさん導入するべきではありません。
プラグインを入れすぎると、サイトの表示スピードに影響します。
サイト表示スピードが遅くなると、SEOにも影響します。
プラグインは、必要最小限だけ導入しましょう。
③サンプルページの削除
WordPressをインストールすると、「サンプルページ」といった確認用の初期データが含まれています。
「サンプルパージ」は、不要ですので削除してしまってOKです。


サンプルページの削除手順
手順1:ダッシュボード
投稿」 「投稿一覧」をクリックする手順2:一覧にある「Hello world!」を削除する
④不要なプラグインの削除
次に、「Hello Dolly」という不要なプラグインの削除です。
不要なプラグインの削除手順
手順1:ダッシュボード
「プラグイン」 インストール済みプラグイン」をクリックする

手順2:「Hello Dolly」を「削除」する


⑤不要なテーマの削除
次に、WordPressのテーマで不要なものは、削除してOKです。
不要なテーマの削除手順
手順1:ダッシュボード
「外観」

手順2:テーマ画像の右下にある「削除」をクリックする


⑥メタ情報の削除
WordPressをインストールすると、サイドバーに「メタ情報」が表示されています。


「メタ情報」は、ユーザーに見せる必要はない情報です。
「メタ情報」には管理画面のリンクが含まれており、ユーザーがクリックすると、管理画面が開きます。
「メタ情報」がユーザーに表示されるのは、セキュリティ的によくない状態です。
「メタ情報」は、「削除」又は「非表示」しておきましょう。
メタ情報削除手順
手順1:ダッシュボード
ウィジェット」をクリックする

手順2:①共通サイドバーの▼をクリックする


手順3:②メタ情報の▼をクリックする
手順4:③「削除」をクリックする
まとめ
WordPressのインストール後に済ませておくべき、初期設定について解説しました。
WordPressの初期設定後にすべきこと